インターネットとかでは健康保険あるから民間の医療保険葉不要!貯金しとけ。みたいな話がよくでます。
僕の健康保険は、サラリーマンにありがちな協会健保の青いカードです。
今回のように、手術して数日入院した場合にどういう補助が受けられるかというと、3割負担で7割カットの補助(なんかこれは当たり前すぎてこれが定価のように感じるw)と、高額療養費の請求と、休みが長い場合は傷病手当ての請求··が、使えるかと思います。
健康保険に、何泊かの入院に対する補助があってもいいのになぁとは思いますが、結構万能な高額療養費があるからなぁ···
健保グループによっては、なんかそういうのがあるかもしれません。
今回、僕は高額療養費の請求が可能かと思いますので、調べてみようと思います。
おおざっぱに高額療養費がどういう制度かというと、病院代が8万100円(収入および治療費によりかわります)越えたら越えた分が返ってくる制度です。
高額療養費の使い方には2種類あります。
①事前に申請すると支払い額が一定以上にならなくなる限度額適用認定
②一旦支払った後に、払い戻しを受ける高額療養費
僕は所属している協会健保が県外の支部だったため、申請書の請求などに時間がかかりそうでしたので、高額療養費の制度を利用し、あとで請求するようにしました。
が、実はマッハで会社の労務士さんが限度額適用認定の申請をしてくれており、入院3日目ぐらいに認定証が自宅に届いていた•••のに気がついたのは退院後でした。
申請してから認定証をいただけるまで、そこまで時間はかからないようです。通常は限度額適用認定を利用するのがベターかとおもいます。後で請求してクレカのポイント貯めるのもありw
※この制度、ちょっぴりワナがありまして····
月ごとの計算になるため、月末に入院して翌月に退院した場合と、その月の間に入退院した場合とでは結構戻ってくる金額が変わってきます。
また、請求ごとに計算が分かれるため、入院と通院も別計算、転院しても別計算です。
月が跨いでなければ別計算分を合算することもできますが、1請求が21000円を越えていないと合算できないのと、限度額適用認定の制度ではでは合算ができず、高額療養費の請求が後程必要になります。
入院前後の検査や通院が入院と同じ月になるように調整が可能ならした方がいいとおもいます。
例:すべて保険適用分のみの金額です、入院中の食事代金や交通費はは含みません
月/日 | 金額 | 病院•通入院 | コメント |
9/27 | 1,140 | クリニック(通院) | 生検結果 |
9/28 | 1,840 | 総合病院(通院) | 検査段取り |
9/29 | 10,440 | 総合病院(通院) | 内視鏡検査 |
10/5 | 12,580 | 総合病院(通院) | 手術前の検査 |
10/11-10/15 | 128,760 | 総合病院(入院) | 手術と入院 |
これは、僕の例です。入院分で4万8千円ぐらい高額療養費で戻る見込みなのですが、9/29に行なった内視鏡検査を10月に行っていたとしたら、10月の総合病院への通院料金が21,000円を超えるため合算が可能です。合算できたら約7万返ってきますのぉ。
傷病手当は、入院などで給料がもらえなかったときに健康保険から払ってもらえる制度です。入院期間に対して全部有給使ったりしてたら使えないとおもいます。
3日の待機が必要になるのと、医師に一筆書いてもらわないといけないのと、支給日額が過去12ヶ月の標準報酬月額の2/3だったりとかで、短い期間の請求だと金額は思ったほどにならないかもしれません。